にじのこだより

2024.07.16

行事

5歳、(4歳)「2024年度:紙漉き」

今日は5歳、4歳クラスの子どもたちが紙漉きを体験しました。
【講師】中川先生、和田先生
5歳クラスの子ども達が、自分の卒園証書になる紙を漉きました。4歳は来年が本番です。今日のこと、来年まで覚えておいてね。 紙の原料は「こうぞ(楮)」という木の、皮の部分です。今日みんなが使うのは、こうぞの皮を煮込んだり叩いたり、固い部分や小さなチリを取り除いて、白くて柔らかい繊維になったものです。 これは加工前のこうぞです。枝の芯は簡単に折れるけど、皮はどんなに引っ張っても切れません。 こうぞの繊維は蒸したり煮込んだりすることで柔らかくなります。繊維を解すために木槌で叩く作業を少しだけやらせてもらいました。 これはトロロアオイという植物の根っこで、「ネリ」という粘液を出します。こうぞの繊維に水とネリを加えて準備完了です。紙漉き体験スタート! 簀桁(すげた)という道具を使って繊維をすくいとります。簀の隙間から水だけが流れ落ちる仕組みです。ネリが入っているので、水はゆっくりと流れ落ちます。 水が切れたので桁を外してみましょう。うまく漉けたかな? 桁を外すとこんな感じ。きれいな四角い形に漉けました!ネリを入れる理由は、このように繊維を均等に分散させるためです。 乾燥させるために漉き簀から紙を移動させます。 無事に漉き終わりました!5歳クラスのみんな お疲れ様!乾燥の作業は先生にお任せして、出来上がるのを待ちましょう。2週間ほどで園に届きます。とても楽しみです。

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